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endoplasmic reticulum

小胞体
名詞
複数形: endoplasmic reticula

endoplasmic reticulumは、生物学において細胞内の輸送や合成を担う極めて重要な細胞小器官を指します。日本語では一般的に小胞体と訳されます。この用語は、細胞質内で網目状に広がる膜構造の形態的特徴から名付けられており、タンパク質の折り畳みや脂質の合成など、細胞の生存に不可欠な代謝プロセスを担っています。

構造的な分類と機能の違い

小胞体は、その表面にリボソームが付着しているか否かによって、大きく二つのタイプに分類されます。

粗面小胞体(rough ER):リボソームが付着しており、主に分泌タンパク質や膜タンパク質の合成と輸送を行います。
滑面小胞体(smooth ER):リボソームが付着しておらず、脂質の合成やカルシウムイオンの貯蔵、解毒作用などを担います。

このように、endoplasmic reticulumという一つの用語であっても、文脈に応じてその機能的な役割が異なるため、どちらのタイプを指しているかを区別することが重要です。

用語の使い分けと注意点

学術的な文脈では、単に ER と略記されることが非常に一般的です。また、Golgi apparatus(ゴルジ体)と混同されやすいですが、小胞体が製造・加工を担うのに対し、ゴルジ体はそれらを受け取り仕分け・配送する役割を持つという明確な機能差があります。専門的な論文や教科書では、これらの連携による分泌経路(分泌系)としての流れを意識して使い分ける必要があります。

意味

名詞小胞体

真核細胞の細胞質内にあり、核膜と連続している膜状の管状ネットワークで、タンパク質や脂質の合成に関与すること

The rough endoplasmic reticulum is studded with ribosomes for protein synthesis.

粗面小胞体には、タンパク質合成のためのリボソームが付着している。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error